【羽曳野】応神天皇陵に鎮座する「誉田八幡宮」|羽曳野市の歴史を感じる神社

歴史

羽曳野市誉田にある「誉田八幡宮(こんだはちまんぐう)」は、応神天皇を主祭神としておまつりする、歴史ある神社です。応神天皇陵(誉田御廟山古墳)の後円部に鎮座していることが大きな特徴で、古くから御陵の祭祀を司ってきました。

誉田八幡宮の歴史は古く、社伝によると559年に欽明天皇の勅願によって御陵前に社殿が建立され、八幡大菩薩が勧請されたとされています。その後、八幡信仰の広まりとともに、源氏をはじめとする武士たちからも厚い信仰を集めました。現在は、安産や厄除けの神様として、地域の人々に親しまれています。

境内には、歴史を感じさせる建物や文化財が残されています。なかでも拝殿は、豊臣秀頼が再建に関わったと伝えられる建物で、木造の大規模な割拝殿として見ることができます。

誉田八幡宮の境内にある「誉田林古戦場址」は、南北朝時代から戦国時代にかけて戦いの舞台となった場所です。特に1615年の大坂夏の陣では、豊臣方の薄田兼相がこの地に陣を構え、激戦が繰り広げられました。現在は石碑が建てられ、歴史を今に伝えています。

誉田八幡宮の境内には、二上山産の凝灰岩で造られた「十三の塔」があります。本来は13重の層塔だったと考えられ、現在は4層分の屋根などが残されています。平安時代後期から鎌倉時代前期のものとされる、歴史的な石塔です。

近鉄南大阪線・古市駅から徒歩約10分とアクセスしやすく、周辺には古墳も多いため、歴史散策とあわせて訪れるのもおすすめです。羽曳野市の歴史と文化に触れられるスポットとして、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。


誉田八幡宮
住所:〒583-0857 大阪府羽曳野市誉田3丁目2-8